2009年7月4日土曜日

朝鮮忍者の手裏剣トリックを暴け!(1/4)



朝鮮忍者は過去に何度か「チョソン流手裏剣投げ」の動画をアップしている。例えば60フィート(18.3m)離れた場所からトイレットペーパー大の筒状の標的に棒手裏剣を貫通させるといった動画である。しかしこれが、どうみてもインチキくさい。

本件に関して、無冥流手裏剣術の鈴木崩残先生より朝鮮忍者のインチキ手裏剣の解説をいただいた。
また、内容の転載許可もいただけたので、本ブログにて公開し皆様と無料でシェア(笑)したいと考える次第である。

この中で先生は、長年の手裏剣術研究に基づく経験と知識を元に「チョソン流手裏剣」の何があり得ないかを厳しく指摘されている

また先生はマジックも嗜まれており、マジシャンの目から見た“トリック”のポイントについてもあわせて詳しく考察されている。

では、前振りはこのくらいにして、早速解説本文をごらんいただこう。
ブログの文字数制限から4回に分けての掲載となるが、今回はその第1回目である。


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 「朝鮮忍者のインチキ手裏剣の解説」(1/4)

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■朝鮮忍者が「インチキ手裏剣」のパフォーマンスを行って「それを本物だ」と言い張り、信者たちの中にすらも大きな疑念が生まれたのは、2008年の暮れから2009年の1月にかけてのことでした。

そもそも、朝鮮忍者は手裏剣投げなどほとんどアップしていませんでしたし、彼は未だに棒手裏剣をロクに投げることが出来ないのです。

そんな彼のビデオの中に突然に、2008年の年末に棒手裏剣登場するまでには、いくばくかの経緯があったようです。

私、 鈴木崩残=ユーザー名HouzanSuzukiに対して、それまでは多少の敬意を表していた彼も、私が2008年の8月以降、数ヶ月間、彼に対する批判を 続けた結果、ついに彼は私を「ZooZooki」と軽蔑するような名前を字幕に配しながら、手裏剣ビデオをアップし始めたのです。

スコット氏からも、「他流や私が紹介した日本の本の手裏剣のデザインを真似ばかりしている」「技も他人の技の猿真似だ」と指摘を受けていたことも、この同時期に重なっていました。

「真似だ真似だ」とスコット氏に言われ続けた朝鮮忍者は、「信者らの前での自己の体裁を保つために」、おそらくは「他人が真似できないビデオ」を作ってやろうと画策したのでしょう。

その結果、朝鮮忍者は、日本人の人たちの多くの反論ビデオや、私個人への敵対心によって精神状態を乱してしまい、その後の彼の評判を大きく落とす結果となる「手裏剣貫通のインチキ動画」をアップロードしてしまったのでしょう。


■まずは、次の朝鮮忍者のインチキ動画をご覧戴きましょう。

Best Shuriken 60ft long distance throws by ChosonNinja
朝鮮忍者による60フィート長距離手裏剣投げ


2:37秒、なぜ奴はあっちいけ、みたいにやったのでしょうね?
実は近づいてみたら朝鮮棒が外れていたのでしょう。

3:58、なんで貫通するほどの力で缶に当たったのに(樽まではいいとしても、)一番下の箱が倒れるのでしょう?
しかも、4:10、空っぽの箱を立て直すに何を力んでるんでしょうね?

6:42、はい、よかったでちゅねー、チョ。
朝鮮棒が缶から外れなかったのが、よっぽど嬉しくてベロを出したのよねー。
箱も樽も倒れず、よかったでちゅねぇー。

でもこれが君の人生を決める、致命的なフェイクだったよねー。残念でした。


■では、真面目にいきましょう。
まずはじめに、なぜ60フィートなのか?ですが、これは鈴木のビデオに対する敵対心からでしょう。なぜならば別に50フィートでも良いからです。

ちなみに60フィートとはマウンドからホームベースまでの距離とほぼ同じです。
この距離をボールを投げるのであれば、それは小学生にも可能です。
しかし棒状の物体を18メートル、バランスを崩すことなく90度回転で刺すというのは、手裏剣の世界ではウルトラ級の技なのです。
私が知るかぎり、日本国内でこれが出来る人は5人ぐらいしかいません。

ちなみに次が鈴木によるその本物の技であり、既に2007年6月にアップロードされています。
朝鮮忍者の信者らによってフラグされたものです。

鈴木の動画



■さて、本題に入りますが、手裏剣術には「標的に刺さる」という現象と「単に何かに当たる」という現象があります。
このふたつは全く別問題です。
当ててなおかつ刺さねば、手裏剣「術」としての意味はありません。


■さて、前述の朝鮮忍者のインチキビデオにはいくつもの不可解な点があります。
  1. スコットさんの指摘したように、音のズレ。
  2. 投げた直後に振り返る傲慢な態度。
  3. 缶を貫通するほどの速度であったと主張するのに缶の下の大きな樽と、さらにその下のダンボールまで倒れるという失態。
  4. ダンボールを立て直すときに、息んでいる。軽いダンボールの箱ではそんなことは起きません。
  5. 缶が上に跳ねる。
  6. とうぜん缶を見に行くときに画面はカット編集されている。
  7. 缶の両側を水平に貫通している。

■さて、ここで皆さんに見ていただきたいものは、缶に刺さるという「インチキ話」は、ちょっとおいておいて、まず、缶に当てる確率はどれぐらい?ということです。

私の推測によれば、一番上にある小さな缶(推定直径10cm、高さ15cm)に、18メートルから棒を当てるというのは、ストラックアウトで狙った数字の板をぶち抜くのと同じぐらいの確率です。
ただし投げやすいボールではなくて棒ですから、確率はもっと落ちます。

つまり朝鮮忍者の動画ある「一番上の小さな缶」に当てるというのは、相当数の撮影を繰り返さないと無理です。

さて、棒手裏剣を投げなれている私が実際にやったところ、90フィート(約27m)から、上の小さな缶ではなくて、その下にある「大きな樽」に当たる確率は、約10回に一度です。

鈴木の反論動画


つまり樽に当てるのは、10回程度撮影すれば、なんのことはないということです。
しかし奴はスコットさんに指摘されてから、この「樽やダンボールにただ当てる」という動画を繰り返しアップし続けて、最初の貫通のトリックへの批判を誤魔化そうとし続けました。

むろんダンボールや樽に当てるのはトリックなしで出来ます。
しかし、そんな動画が、「最初のトリック」をどう正当化できると言うのでしょうか?


■さて、次が問題の貫通の是非です。

とても地味な映像ですが、重要ですのでご覧ください。

鈴木の反論動画



■奴は批判されて直後に「あれは紙製の缶だ」と言い張りました。
はい、いいでしょう。紙なら紙で。

ところが金属缶よりも紙の缶の方が、穴をあけるのは困難さが増すという事実を馬鹿な朝鮮忍者は知らなかったようです。
朝鮮忍者は、紙製の缶の方が金属よりも表面が柔らかいはずだと誤解をしたのです。

ところが事実は真逆なのです。
なぜならば、金属缶よりも軽いのでより難しくなります。

さらに紙製の缶は繊維が非常に丈夫に出来ており、しかも筒に入ったポテチの缶などを知っていると思いますが、ああいう容器は「螺旋状」に加工されているので、表面が均等な組成でできている金属缶よりも、穴をあけにくいのです。

ただしこれらはすべて、「台座に缶を固定していない」状態での話です。
実際、朝鮮忍者の映像は、すべてターゲットの缶を台座に固定していません。

つまり、私の長年の経験則と、私個人による物理的な実験では、固定されなくて、中身の入っていない缶は、
紙製でも金属缶でも、どちらであっても、力が最大になっている「至近距離から」でさえも、その表面の片側に穴をあけることすら困難(ほとんど不可能)です。

となると、「貫通は嘘」ということです。
ちょっと私の説明が退屈かもしれませんが、いちおう、見ておいてください。






第2回に続く

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